朝方、見馴れない一人の若者がこのサイトに入ってきた。gadultvumは終始腰を左右に揺らしている。gadultvumは何を思ったか一冊の本を取り出し、僕に聞こえるよう朗読し始めたのだ！

今ここに一人の神が誕生した。

朝方、割とよく来るAllenMarが入ってきた。色男はチャック全開に気づいている様子もない。何を思ったか自分は戦前の生まれなんだと激しく主張しはじめた。

それはここで言う事では無いと思うのだが・・・。

そろそろ寝支度を済ませたのか、割とよく来るCurtishomが入ってきた。インテリを装ってはいるがかなりワルそうだ・・・。Curtishomは一枚一枚時間をかけてゆっくりと妖艶に脱ぎ始めた。

女王様に目がないらしい。

ＮＥＴが賑わっている時間帯に、割とよく来るGroverVetが入ってきた。GroverVetはサークル中のセクシーダイナマイトに投げキッスをし、セクシーダイナマイトから教わったというナツメロを歌い出した。歌詞の内容はこうだ。

おつむがちょっと弱そうだ。

朝方、割とよく来るDanieltewが入ってきた。ここに来る前からDanieltewは酔っ払っていたらしく、来てそうそう床に吐いた。Danieltewはいかにミスというものが素晴らしいかを主張し始めた。

僕ならとてもじゃないが、このような話、恥ずかしくて人前ではできない。

遅い昼飯を食べ終えたのか、このサイトの常連のEugeneSnowlがいつものように入ってきた。二枚目は手頃な女性を探しているらしく、EugeneSnowlは1歩もその場を動こうとしなかった。

可哀想に・・完全に壊れきっている。

遅い昼飯を食べ終えたのか、何回かこの店を利用しているガキが入ってきた。一度見たら決して忘れる事が出来ない強烈な風貌だ。僕しか話し相手がいないのか真っ先にこちらへやって来た。

Curtishomは終わりの無い迷宮に入り込んでしまっている。

そろそろ寝支度を済ませたのか、割とよく来るGroverVetが入ってきた。自分の事を素晴らしくモテるタイプだと勘違いしている。GroverVetは独り言をブツブツ言いながらテーブルについた。

自分の親から散々言われてきた言葉なのだろう。

遅い昼飯を食べ終えたのか、見馴れない一人の彼氏がこのサイトに入ってきた。近所のガキどもを集めては金を巻き上げている。そういう話だ。GregoryIncofは突然ニューヨークタイムズを取り出し明読し始めた。

一体全体どうなってしまうと言うのか！

大分夜も遅くなった頃、割とよく来るAllenMarが入ってきた。ボード中級者の仲間の間じゃそうとうの実力者だそうだ。僕にペコペコお辞儀をすると童子のような眼で語り出した。

僕は無言で酒を注いでやった。